一歩引いた距離感が企業運を左右する

砺波洋子
メッセージ

11月度は様々な物事が激しく動き、あちこちへ動き回っておりました。気付いたら、もう12月に入っていてびっくりした位です。皆様はどうお過ごしですか?

そういえば、先日某ニュースサイトで中小企業を中心に人手不足が解消せず、全体の企業倒産が低水準で推移が続くなかで、人手不足に関連する倒産は前年水準を上回っている、というデータが掲載されておりました。何故このような現象が起きてしまっている事を真剣に考えなければいけない時期になっていると思うんですね。

何故に、人材が極端に集まらず、また流出し経営に大きなダメージを及ぼしてしまうのか。私が感じるのは各企業の情勢を見る限り経営の態勢を『前へ、更に前へ』という、市場原理主義的な非常に危険性がある形で経営の舵取りをなさっているのではないかという事です。少し、考えてみましょう。

一つの距離感を作る

前に出ようとする、または前に行き過ぎたりすれば誰かにぶつかる事もありますよね。その『行き過ぎた』結果、つまり結果を求めすぎるあまり企業とスタッフとの距離感にズレが生じてしまったのではないでしょうか。それ故に、人材の流出や人材が集まらないという深刻な状況を生み出してしまっているのではないでしょうか。特に企業として上がっている時ほど非常に注意が必要です。今の時代は変化が非常に速いですから。仕事と向き合う時、または人間関係などで一つの距離感を作る事。実は、それが運を運ぶ基準になるんです。

何かを控える事により運が上がっていく

一旦控え距離を置いて判断し決断して運上がっている方を数多く知っております。ですので、前に進むだけではなく少し距離感を取る感覚を経営者の方にはしっかりと感じ取って頂きたい、そして理解頂きたいと思います。そして、しっかりとご自身の運を落とさない様にすることが大事です。故に行き過ぎておかしいと思ったら一旦控えて身を引いて、ものを見ていくことも必要になります。

特に来年は、企業にとって何を基準にして活動するのかを問われます。来年はその傾向が顕著になると思われるので、是非心掛けて頂きたいと思います。