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人生の宝物とは?作家 島地勝彦先生と

作家の島地勝彦先生をご紹介いただきました。 ご本人は、作家でバーマンですと名乗っておられます。 バーマン? バーマンってなんでしょう?

島地先生とは、伊勢丹新宿本店でお目にかかりました。メンズ館の8階。エレベーターを降りてすぐのところに島地先生の「サロン・ド・シマジ」があります。この「サロン・ド・シマジ」という空間は、知る人ぞ知る空間で、伊勢丹のホームページも、エレベーターの案内板にも、伊勢丹の店内案内にも載っていません。ガラスの扉をスライドさせて中に入ると、左手にウイスキーの瓶がずらっと並んでいます。すべてシングルモルトのウイスキーだそうです。「サロン・ド・シマジ」ではシングルモルトのウイスキーが飲め、シガーを燻らすことができるのです。デパートの中でですよ!

「サロン・ド・シマジ」がオープンしたのは昨年の9月だそうで、間もなく1周年を迎えます。島地先生は週末の午後2時から8時までカウンターに立って、ご自慢の「スパイシー・ハイボール」やおすすめのシングルモルトウイスキーの水割りをつくっています。だから、バーマンなのですね。全国から島地先生の熱烈な愛読者の方々がお見えになります。最近が外国人のファンの方々もわざわざお見えになるのだとか。私が訪ねた日も、フランス人の方がお見えになっていました。

島地先生とお話をしていると、先生がこうおっしゃいました。

人生の宝物はやっぱり人ですね。『サロン・ド・シマジ』には大勢のお客様がおいでになりますが、そのお客様との時間、おしゃべりのひととき、お客様同士の愉快なやり取りの光景、こういったものが私にとって宝物であり、生きる糧になっています。

常連さんの皆さんのなかにまじっておしゃべりを愉快な気分で聞いていました。立ち飲みなのに、みなさん、上品です。マナーを心得ている感じがいたしました。どなたかが何かを発言すると、別の方がその話題について言及します。知的で、愉しい会話が行ったり来たりしていました。そういう人たちをニコニコしながら束ねておられる島地先生に人生の宝物について教えていただいた気がいたしました。

ジェントルマンの島地先生が、「せっかく暑い中わざわざお越しになっていただいたのですからこれ私の著作物ですが、おみやげにお持ち帰りください」そうおっしゃられて、すべての本に座右の銘とサインを書いてくださいました。

いただいた随筆
・『甘い生活』(講談社)
・『知る悲しみ』(講談社)
・『アカの他人の七光り』(講談社)
・『はじめに言葉ありき 終わりに言葉ありき』(二見書房)

いずれ感想をブログでお伝えしたいと思います。ぜひ皆さんもお読みください。

Published on Jul 29, 2013 Article Written by Tonami